歯磨きをするときに、歯磨き粉(ハミガキ剤)をつけている人も多いと思います。では、歯磨き粉にはどのような効果があるのでしょうか。
そもそも歯磨き粉は、「歯ブラシと併用する」ことで効果を発揮します。歯に付着する汚れであるステイン(着色汚れ)や歯垢などを効果的に落とすことができ、口内環境を清潔に保ちます。歯ブラシだけでも汚れを落とすことはできますが、歯垢や着色汚れを取り残してしまうことも増えますし、黄ばみが出てきてしまうこともあるそうです。タバコやコーヒーなどが身近にある人は汚れも付着しやすいですので、特に歯磨き粉の使用が勧められます。歯磨き粉をつけることにより、丸一日経った時点での歯垢の付着率が三分の一になったというデータもあるそうです。歯磨き粉には、それぞれ薬用成分が含まれています。歯ブラシを使った歯磨き以上の効果が期待できますので、なるべく歯磨き粉を使うことがおすすめです。
歯磨き粉の効果として、歯垢を落とす他にも歯石を防ぐということが挙げられます。歯石は、唾液に含まれるカルシウムやリンが、歯石を石灰化させてしまうことで発生します。歯石ができることにより歯茎を刺激してしまいますし、歯石は歯科で除去をするしかありません。そのため、できる限りの予防をしなくてはなりません。他にも、歯磨き粉は口臭を防ぐ効果もあります。口臭は、口内の汚れや歯周病、虫歯などが原因とされています。歯磨き粉を使うことで予防をできますし、口内を清潔にすることで口臭も減るでしょう。香料が配合されている歯磨き粉を使うことで、爽快感もあります。
歯磨き粉の薬用効果については、好みはもちろんですが、自分の口内状況に合わせて選ぶことが効果的です。判断ができないという場合は歯科で相談をするのも良いでしょう。
歯磨き粉
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